○ 内野のならし方
内野をならす場合、ベース周りやマウンドなど特に荒れたところは踏み固めるなどして高低差に気をつけながら引いて押し上げるかたちで丁寧にならします。他についても基本的には引いて押し上げる、引いて押し上げるの繰り返しで横に移動してください。
乾いた固い土の場合はトンボSP1(エスピーワン)を、水分を含んだ柔かい土や黒土にはトンボSP2(エスピーツー)を使用します。
○ 外野のならし方
外野をならす場合は勾配の高い方向に押して均します。
内野もそうですが、ならす場合はスパイク等は絶対に使用せず、なるべく底のデコボコがない靴を履いて作業しましょう。写真の様に並んで縦の間隔を置きながら大人数でならすと作業がはかどります。時間がある場合は内野と同じ様に引いて押し上げるようにならすと仕上がりが一層良くなります。また外野などの広い範囲をならす場合は、幅広のトンボSP3(エスピースリー)が便利です。
○ 内野のならし方(仕上げ)
内野は最後にブラシでピッチャーマウンドから円を描く様に回りながら仕上げをします。外野に近づくにつれ四角く回る様にならして仕上げてください。
○ 外野のならし方(仕上げ)
外野は押しがけでならした場合、トンボがけで出来た筋を消すようにブラシで仕上げをします。
また、バイク等でレーキがけとブラシがけが同時に出来るレーキブラシSPもございますので是非ご活用ください。
上記はグランド状態・土の種類によっても変わるのであくまで一例です。